空(そら)の手

空(そら)の手
最終更新日:2024年03月15日

新井けいこ/著
偕成社

 奏楽(そら)は空手に夢中の小学4年生。一瞬の隙をねらって突きだす腕。高く蹴りあがる、まっすぐ伸びる足。はじめて空手を見た時、膝ががくがくふるえるほど感動した奏楽。あこがれは同じ道場に通う遥人だ。夏休みのある出来事がきっかけで幼なじみの航太も空手を習い始めた。

 しかしその後、中学生になった奏楽は空手をやめてしまっていた。中学で再会した遥人も空手をやめていて...。(か)

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