「法は君のためにある みんなとうまく生きるには?」

「法は君のためにある みんなとうまく生きるには?」
最終更新日:2024年07月01日

小貫篤/著
筑摩書房

 きみは法やルールにどんなイメージを持っている?校則が厳しいとか緩いとか、ルールやきまりって私たちを縛るものなのかな?それとも、立場や考え方が違う人たちが暮らす社会の調整役?

 この本には、身近な"あるある"のトラブルをあげながら、「法の基本的な価値」を知っておくと、「みんなとうまく生きていける」と書かれている。例えば部活のスタメン争い。最後の大会に出場するのは、強い2年生なのか3年間部活を続けてきたけれどまったく試合に出ていない3年生なのか......。「利益や負担のバランスをとる(公正)」という法の価値にもとづいて、きみは納得できる結論にたどり着けるかな?

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