図書館の歴史(図書館のあゆみ)

図書館のあゆみ最終更新日:2023年11月1日

目次

昭和

出来事
3年(1928年) 9月 旧西宮市立図書館、開館(辰馬吉左衛門氏の寄付により建設)
20年(1945年) 7月 戦争激化のため21年(1946年)2月まで閉館
24年(1949年) 4月 全国公共図書館に先がけて無料公開を実施
25年(1950年) 7月 出張文庫を実施
26年(1951年) 7月 巡回文庫を実施
30年(1955年) 8月 辰馬本家酒造(株)から寄付を受け、閲覧室、書庫を増築するとともに、初めて開架式を採用
31年(1956年) 12月 移動図書館団体貸出制度設置
33年(1958年) 9月 移動図書館専用車「いずみ号」購入、グループ貸出による配本開始
37年(1962年) 6月 休館日を木曜日から日曜日に変更
40年(1965年) 8月 市民会館建設に伴う図書館移築のため、鳴尾支所3階に一時移転
41年(1966年) 4月 再開 中央コントロールデスク、軽読書室を新設し、児童室の完全開架制、自習室利用者の登録制を実施
42年(1967年) 8月 移動図書館専用車「いずみ号」2号車を増車
44年(1969年) 4月 小学生とその親を対象に親子利用券を新設(昭和51年6月廃止)
45年(1970年) 1月 入館票・自習室利用の登録制を廃止
4月
  • 館長室兼会議室を開架室に改造し、随筆・小説コーナーとした
  • 館外貸出の年齢制限及び保証人を廃止
  • 各公民館との共通貸出制度を実施(昭和51年6月廃止)
48年(1973年) 8月 新図書館建設調査委員を委嘱
49年(1974年) 4月 西宮ほか5ライオンズクラブから児童図書及び備品の寄付を受け、児童室を拡充
6月 移動図書館の貸出方法を「グループ貸出」から「グループ内個人貸出」に切替
51年(1976年) 7月
  • 貸出方式をニューワーク式(注1)からコンピュータによる貸出に切替
  • 予約サービスを開始するとともに、貸出冊数を4冊から6冊とした
  • 地方財政悪化により、新図書館建設計画が先送りとなり、委員は「西宮市における図書館システムに関する報告書」をまとめ、解散した
11月 移動図書館の貸出方式を「グループ内個人貸出」から「世帯別個人貸出」に切替
52年(1977年) 8月 越木岩会館敷地内に、廃バスを利用した越木岩配本所を開設
53年(1978年) 5月 浜甲子園団地内、浜甲子園地域文庫を浜甲子園分室に切替え、開室
54年(1979年) 5月 共同利用施設段上センターに段上分室を開室
7月 移動図書館の貸出方式を「個人貸出」に切替える
55年(1980年) 5月 新図書館建設調査委員会が設置され、調査研究の結果、川添町(夙川病院跡)を適地とする報告が出され、56年(1981年)4月から建設準備に取り組む
58年(1983年) 9月 新図書館建築工事、着手
59年(1984年) 4月 段上公民館内に、段上分室を拡充、移転し、開室
60年(1985年) 3月 新図書館建築工事竣工 同時に、旧西宮市立図書館閉館
4月
  • 越木岩配本所を、越木岩分室と改称
  • 新図書館の休館日を日曜日・毎月20日から月曜日・第1木曜日に変更
7月 「西宮市立中央図書館」が開館 視聴覚サービス、集会行事を実施
9月 辰馬吉男氏から寄付を受け西宮市図書館振興基金を設置
10月 分室の貸出方式を、変形ブラウン方式(注2)からコンピュータ処理に切替
61年(1986年) 7月 障害者サービスの一環として、対面朗読、郵送貸出サービスを開始
62年(1987年) 4月 越木岩分室が、越木岩公民館に併設で開室
10月
  • 中央図書館と3分室のコンピュータをオンライン化、一体的利用の推進を図る
  • 3分室の開室日を週2日から週3日に変更 また、開室時間の延長を実施
63年(1988年) 9月 中央図書館の平日閉館時間を午後5時から午後6時に変更
  • (注1)ニューワーク式とは、アメリカにおいて考案された貸出方式のひとつで、本に添付されたブックカードに利用者番号等の貸出記録を行い、返却予定日順にブックカードを館で保管し、貸出の管理をすること
  • (注2)ブラウン方式とは、イギリスにおいて創案された公共図書館向きの貸出方式で、袋状の貸出券にブックカードを入れ、返却予定日順に館が保管するもので貸出記録はせず、貸出券と本の引替え方式である

平成

出来事
元年(1989年) 4月 浜甲子園分室が、鳴尾浜公園内の甲子園研修会館内に移転開室
2 年(1990年) 4月 ボランティアグループの協力を得て、点訳絵本、録音図書の製作開始
11月 北部図書館(分館)が、塩瀬センターに併設で開館
3 年(1991年) 4月 阪神地区公共図書館の相互協力の実施
10月 北部図書館の日曜日開館及び、平日開館時間の延長を実施
4年(1992年) 10月 上ケ原分室が、上ケ原公民館に併設で開室
5 年(1993年) 4月
  • 対面朗読サービスに、市民ボランティアを導入
  • 仮称「鳴尾図書館」の建設準備に取り組む
5月 分室において、第2・第4土曜日開室を実施
6月 中央図書館にコイン式複写機を導入
6 年(1994年) 1月 借出券の有効期間を3年間と改める
7月 阪神広域行政圏域7市1町の公共図書館間の図書搬送システムを開始
9月 除籍図書、雑誌、寄贈図書の市民無料配布を実施
7 年(1995年) 1月 阪神・淡路大震災により全館、一時休館
2月 中央図書館・北部図書館再開 以後、移動図書館、各分室順次再開
8月 移動図書館専用車「いずみ号」2号車を廃車、1台化となる
8年(1996年) 10月 甲東園分室が、甲東園駅前再開発ビル・アプリ甲東内に開室
10年(1998年) 4月 コンピュータシステム入替え
5月
  • 利用者端末機設置
  • 高須分室が高須デイサービスセンターに併設で開室
  • 鳴尾図書館(分館)が開館
  • 浜甲子園分室閉室
11年(1999年) 6月 中央図書館・北部図書館・鳴尾図書館で金曜日の開館時間を19時まで1時間延長(試行実施)
12年(2000年) 1月 中央図書館で週刊誌の貸出を開始
5月 中央図書館で視聴覚資料(CD)の貸出を開始
6月 北部図書館・鳴尾図書館で週刊誌の貸出を開始
7月 図書館のホームページ開設
13年(2001年) 2月 鳴尾図書館で視聴覚資料(CD)の貸出を開始
4月 既存の「中央図書館」と新設の「北口図書館」2課による体制に変更。これにより、「中央図書館」で中央図書館・鳴尾図書館・分室を所管し、「北口図書館」で北口図書館・北部図書館を所管する体制となる。
5月
  • 北口図書館がACTA西宮東館5階に開館
  • 北部図書館で視聴覚資料(CD)の貸出を開始
12月 年末年始の休館日を変更し、12月28日の開館を実施
14年(2002年) 2月 読み聞かせ図書館ボランティアを市民から募集
3月
  • 阪神広域行政圏域7市1町の公共図書館の蔵書をホームページで検索できるシステムを実施
  • 図書館活動の一環でボランティア養成を行う
8月 図書館ボランティア「おはなしボランティア」初出動(高須西児童育成センターへ派遣)
15年(2003年) 4月 中央館の視聴覚コーナーを2階から1階開架室へ移設
5月 障害者サービスの一環としてCDの郵送貸出を開始
9月 アンケート「図書館への声」ボックス設置(4拠点館5分室)
16年(2004年) 4月 北口図書館、毎週金曜日を午後8時まで開館(試行実施)
5月
  • 北口館で火曜日から日曜日の毎日おはなし会を開催
  • 中央館でおはなしボランティアによる「0から2才向けおはなし会」毎月第3金曜日開催
9月
  • 障害者サービスの一環として対面朗読サービスを日曜も実施開始(火曜日から日曜日)
  • 越木岩・段上・上ケ原・高須の4分室で昼休み時間の開室を実施(10時から16時30分まで)
  • 中央館でおはなしボランティアによる「小学生向けおはなし会」毎月第2日曜日開催
10月 兵庫県立図書館「遠隔地返却システム」中央館のみで受付開始
11月 北口館でも「リサイクル図書市民無料配布」開催(4拠点館全て実施)
17年(2005年) 1月から2月 読書ボランティア養成講座開催(図書館ボランティア含む)
4月 北口図書館 火曜日から金曜日まで午後8時まで開館
7月 新図書館システムの導入に向けて、システム開発開始
10月から11月 中央・北部・鳴尾図書館で「リサイクル図書市民無料配布」開催(北口図書館開催せず)
18年(2006年) 3月 越木岩分室にエレベータを設置
4月
  • 新図書館システムを導入
  • 貸出冊数を、各館6冊から全館合計15冊に変更
  • Web、館内OPACによる予約・貸出延長を実施
10月 CDの予約受付を開始
19年(2007年) 4月
  • 中央・北部・鳴尾・北口図書館、土・日曜日を午後6時まで開館
  • 分室業務を委託し、開室日を火曜日から土曜日に拡大、午後5時まで開室
  • 4拠点館・5分室で祝日・休日開館を実施
  • 中央・北部・鳴尾図書館、金曜日の午後7時閉館を午後6時に変更
  • 中央・鳴尾図書館、7月から9月の火曜日から金曜日を午後7時まで開館
20年(2008年) 4月 レファレンス用のインターネットデータベースを導入し、中央・北口図書館に閲覧用パソコンを配備
7月 移動図書館の巡回を、7月末日をもって廃止
10月
  • 西宮市子ども読書活動推進計画を策定
  • ICカード(住民基本台帳カード他)を借出券として利用開始
21年(2009年) 4月
  • 山口分室が、山口センターに併設で開室
  • 若竹生活文化会館内の図書室が、市立図書館分室として新たに開室
  • 北部・鳴尾図書館にインターネットデータベース閲覧用パソコンを配備
23年(2011年) 4月 山口分室、日曜開室を実施
10月
  • 新図書館システム稼動
  • Web・館内OPACをリアルタイム更新
  • Web・館内OPACの予約方式をカート式に変更、順番予約に対応
  • 図書館ホームページをリニューアル
24年(2012年) 4月 北口図書館の開館時刻を1時間繰り上げ、午前9時に変更
7月 図書資料の宅配サービスを開始
25年(2013年) 3月から4月 西宮市子ども読書活動推進計画(改定案)を作成し、意見提出手続き(パブリックコメント)を実施
7月 西宮市子ども読書活動推進計画を改定し、計画期間を平成30年度まで延長
26年(2014年) 4月 返却期限を一定期限過ぎた資料を持った利用者に貸出・予約サービスの制限を試 行的に実施
27年(2015年) 3月 西宮市立図書館基本的運営方針及び事業計画(平成27年度から30年度)を策定
4月
  • 中央・北部・鳴尾図書館の開館時刻を30分繰り上げ、午前9時30分に変更
  • 中央・鳴尾図書館、4月から6月の火曜日から金曜日を午後7時まで開館延長
  • 西宮市立図書館資料収集に関わる基準を策定
28年(2016年) 2月 マイナンバーカードを図書館の借出券として利用開始。
4月 資料延滞者への図書貸出等の一時停止を本格的に実施。
29年(2017年) 2月 図書館システムを更新し、ホームページをリニューアル。スマートフォン専用サイトの開設や書影情報、新着図書情報提供サービス等を開始。
6月 鳴尾・北口図書館で国立国会図書館デジタル化資料送信サービスを開始。
7月 和書・古文書などのデジタル化資料を「にしのみやデジタルアーカイブ」で公開開始。
30年(2018年) 1月 「西宮市立図書館事業計画(平成27年度~30年度)」の外部評価を実施。
31年(2019年) 2月 電話予約センターで電話による予約受付を開始。
3月 「西宮市立図書館事業計画(令和元年度~5年度)」及び「西宮市子供読書活動推進計画」(令和元年度~5年度)」を策定。

令和

出来事
2年(2020年) 3月 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、臨時休館(3/3~5/24)
4月
  • 「中央図書館」「北口図書館」の2課体制から、「読書振興課(新設)」1課体制に変更。
  • 北部図書館の窓口業務等を委託。
  • 市民会館に返却ポストを設置。
  • 神戸市在住者に借出券の交付を開始。
6月
  • 全館で電話による予約受付を開始(7/1電話予約センター廃止)
  • 大社公民館・春風公民館・上甲子園センターに返却ポストを設置
10月 図書館間資料相互貸借の一部有料化を開始
3年(2021年) 3月 ICタグを活用した蔵書管理及び自動貸出機(中央・鳴尾・北口)を導入
4月 読書振興課(市立図書館)を教育委員会から市長事務部局(産業文化局生涯学習部)へ移管
4年(2022年) 6月 音楽配信サービスを開始。
5年(2023年) 3月
  • 予約図書受取ロッカーをJR西宮駅と上甲子園センターに設置。
  • JR西宮駅に返却ポストを設置。
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